スクールホリデー中に親子で楽しみながら学ぶ!子供向け日本語学習アイデア
皆さん、こんにちは。
先月行われた運動会のレポートは、ご覧いただけましたでしょうか? 子供たちが一生懸命取り組む姿に、保護者の方も、講師一同も感動し、素敵な思い出ができました♪
海外に住んでいると、日本の文化や行事に触れる経験が少なくなります。
すみれ日本語教室では、日本のバックグラウンドを持つ子供たちに「日本語の素晴らしさを伝えるため」に、日本の文化を通して学ぶ機会を提供しています。日本語の学習において、「読み書き」だけでなく、「経験や体験」を通じて楽しく学ぶことを目指しています。
最近の運動会では、子供たちの日本語力だけでなく、心の成長にもつながる素晴らしい文化体験ができました。
子供たちが言語を学ぶとき、楽しさと遊びの要素を取り入れることは非常に重要です。さらに、親子で一緒に楽しみながら日本語を学ぶことで、子供たちの言語能力を発展させることができます。
オーストラリアは現在スクールホリデー中ですので、この機会に、就学前から小学校中学年くらいまでの子供たちが楽しく日本語を学ぶためのアイデアを、いくつかご紹介したいと思います。
お歌で学ぼう!
日本の童謡やキャラクターソングなどを使って、お子さんと一緒に歌ってみましょう。例えば、「ぞうさん」や「かえるのうた」など、楽しいリズムの歌は子どもたちに人気です。
CDやYouTubeで歌を聴きながら一緒に歌い、歌詞の意味や発音を覚えましょう。「とんとんとんとんひげじいさん」の歌も、手遊び付きで子供たちに大人気です!
絵本で学ぼう!
日本語の絵本は、子どもが聞いて楽しいものを選んで、親子で声に出して読んでみましょう。
例えば、未就学児のお子さんであれば「いないいないばあ」や「がたん ごとん がたん ごとん」などの人気絵本があります。少し年齢があがって小学校低学年であれば「ぐりとぐら」や「からすのぱんやさん」なども人気です。
絵本の中の物語を通して、子どもたちは日本語の言葉や表現を学び、想像力を育むことができます。
(書名「がたん ごとん がたん ごとん」、著者名 「安西 水丸」 作、出版社名「福音館書店」
書名「ぐりとぐら」 著者名 「なかがわ りえこ」 作 / 「おおむら ゆりこ」 絵、出版社名「福音館書店」)
ごっこ遊びで学ぼう!
子どもの想像力を刺激するために、「ごっこ遊び」を取り入れてみましょう。例えば、レストランごっこやお医者さんごっこなど。食べ物の名前や病気の症状など、実生活で使われる日本語を楽しく学ぶことができます。
また、小学生になると創造力や社会性が発達し、自分を表現したり、他人と交流したりすることを楽しめる時期でもあります。
「ごっこ遊び」は、想像力豊かな遊びやおままごとを通して、言語能力やコミュニケーション能力を伸ばすのに役立ちます。また、テーマに沿った「ごっこ遊び」は、日本語の表現力や文化理解の発達を促します。
お絵かきで学ぼう!
子どもたちが好きなキャラクターや動物の絵を描きながら、その名前や特徴的な言葉を一緒に学びます。例えば、犬や猫、花や木など、身近なものの絵を描くことで、言葉と絵の結びつきを強めることができます。
順番に絵を描いて、絵でしりとりゲームをするのも楽しいですよ♪
お料理で学ぼう!
親子で一緒に料理をすることで、日本の食材や料理の名前を覚えることができます。例えば、お寿司やおにぎり、お好み焼きやたこ焼きなどを作ることで、楽しみながら日本語の会話や手順を学ぶことができます。
普段はなかなか一緒に料理をする時間がないという方も、休日に家族で一緒に料理をしてみてはいかがでしょうか。料理は五感を刺激し、集中力、手先の器用さ、想像力、問題解決能力などを養います。また、親子で一緒に料理をすることで、コミュニケーション能力や協調性を養うこともできます。
以上、親子で楽しめる日本語学習のアイデアをご紹介しました。
大切なのは、親子で一緒に遊ぶことがポジティブな経験となり、一緒に喜びを体験することです。遊びの中で自然に日本語に触れることで、言語能力や表現力が養われます。
これらのアイデアを組み合わせて、親子で楽しく日本語を学んでくださいね♡!
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